サンクトガーレン



 サンクトガーレンは、秋のビールイベント限定で提供していた「7種の桃のエール」の樽を2018年10月15日(月)より全国のビアバーへ出荷開始した。

 このビールには夏の異常な高温続きで変色してしまった“日焼け果”など、一般には販売出来ないはねだし桃を使用。桃は全量を山梨県甲府市の農家より買い取り、ピューレ状に加工してビールのベースとなる麦汁(ばくじゅう)に投入している。

 ビールは大麦麦芽を使用するのが普通。しかし、このビールは大麦より柔らかくトロリとした飲み口を表現できる小麦麦芽を合わせて使用。無濾過の白濁したビールから漂う香りは甘い桃そのもので、大人のピーチネクターのような味わい。1回の仕込みに使用した桃は7種類(あかつき・白鳳・まどか・川中島白桃・夢しずく・加納岩白桃・日川白鳳)、合計400kg。

 桃を切ったりピューレに加工している動画がSNSで話題となり、世界最大のビール祭りの日本版「横浜オクトーバーフェスト」では1日で1000杯を超える消費量を記録した。

初回は北海道から沖縄まで約40店のビアバーに出荷している。
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https://www.sanktgallenbrewery.com/beers/special/peach-ale.html#unit-36433

 サンクトガーレンではこの桃のエール以外にも、神奈川の規格外オレンジを使ったビール「湘南ゴールド」、長野のはねだしリンゴを使った「アップルシナモンエール」などを製造・販売している。

 サンクトガーレンのフルーツビールは濃縮果汁や香料に頼らない本物の果物の使用にこだわっている。そのため、はねだし果物の活用はコストを抑えるのに役立ち、同社にとっても、農家にとっても双方にメリットのある取り組みとなっている。

サンクトガーレンについてついて
 サンクトガーレンは日本で地ビールが解禁する以前より、アメリカで小規模ビールの製造販売を行っていた“元祖地ビール屋”。それがTIMEやNewsweekなどのアメリカメディアで話題となり、日本のメディアに飛び火。世論を巻き込み、日本の地ビール解禁に一石を投じた。そのため業界内では「地ビール0号」と呼ばれている。

 サンクトガーレンが造るビールは、大手で主流の“ラガー”とは製法も味わいも対極の“エール”一貫主義。国内外のコンテストで数々の受賞を誇る。そんな王道ビールの他、一升瓶ビール、バレンタイン限定チョコビール、高アルコールで長期熟成が出来る麦のワインなど数々の個性的なビールを製造販売しクラフトビールの魅力を広く発信している。

 サンクトガーレンはスイスの地名。
そこにあるサンクトガーレン修道院は世界で初めて醸造免許を取得した場所。
その原点を引く継ぐべく「サンクトガーレン」とブランド名に冠している。

「サンクトガーレン」
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