銀河高原ビールさんの「ヴァイツェンビール」は地域限定とかではないのですが、お膝元の岩手県で購入してきました。活きた酵母入りのヘーフェヴァイツェンなだけに、地元購入はきっとフレッシュ感が違うはず!


銀河高原ビール


 同社HPにある商品特長には「南ドイツ伝統の『ヘーフェ(=ビール酵母入り)ヴァイツェン(小麦)』は、“貴族のビール”とも呼ばれる高級ビールです。活きたビール酵母入りの新鮮さを自宅でも味わっていただけるプレシャスなビールです。まろやかな喉ごしをお届けするために、醸造所から冷蔵車で配送・冷蔵保管しています」とあります。
 通常は酵母をろ過して液色をクリアにしますが、これはろ過していないので、グラスに注ぐと向こうが透けてみえませえん。白く濁ったホワイトビールの色味は小麦ビールならではの特徴がしっかりあります。

 香りは上面発酵エールに特長的な、バナナのような甘い感じがよく出ています。いわゆるピルスナー系のビール好きが好むかどうかは意見が分かれるところですが、それほどクセがあるという感じではないはずです。
 
 味は爽やかでまろやか、ビールの苦いのが苦手な人でも全然抵抗なくいただけます。というか、香りほどには主張がない感じです。クラフトビールって大手のビールとは違うこだわりがあるよね、って感じで飲むと拍子抜けするかも知れないほど、万人受けするんじゃないでしょうか。
 ドイツ・ハラタウ産の高級アロマホップを使い、水は標高1440mの和賀岳に眠る伏流水を使用。英国伝統のステップインフュージョン方式の製法で段階的に温度を上げて麦芽を糖化していくことにより、アミラーゼを幾層にも造る。この工程で味に多彩さと繊細さを生み出しているんだそうです。

 なお、このヴァイツェンは4月1日から缶が298円から363円へ、ビンは298円から398円(いずれも税別)へ価格改定されました。最近の物流費高騰によって、これまでチルド物流を請け負ってきた業者がチルド配送サービスを終了させたため、物流網再構築に伴い配送コスト上昇分の上乗せをせざるを得なかったんだそうです。今は沢内醸造所の1拠点で少量生産しているっていうから、コスト削減も限界がありますしね。ちなみに、イケイケのころには栃木にもビール工場持ってたんだよね。余分な情報ですが、そこは今はサッポロビール那須工場になっています。
 
 えー、私は5月に購入しましたが295円(税別)で県内のお酒屋さんで購入しました。がんばれ!銀河高原ビール!




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