アサヒビールさんはウイスキー「ブラックニッカ ディープブレンド」の限定品第二弾〈ナイトクルーズ〉を5月28日(火)から全国で販売開始します。販売計画は1万ケース(1ケース12本)。
「ブラックニッカ ディープブレンド ナイトクルーズ」は心地よく長く続くビターな余韻が特長のウイスキー。「ブラックニッカ ディープブレンド」をベースに、新樽で10年以上長期熟成させた余市のヘビーピートモルト原酒、宮城峡のカフェグレーン原酒をブレンドしました。
主席ブレンダーの二瓶晋さんの説明では「やわらかなピート香とウッディな新樽の香り。甘さの中に感じる樽由来のスパイシーさとほのかなスモーキーな味わい。香ばしいピート香と樽のビターさ、その後に現れるソルティなピートの余韻が特長」なのだそうです。
パッケージデザインは黒色のラベルの中央に青みがかった月と船影のイラストが描かれています。〈ナイトクルーズ〉のネーミングは「ブラックニッカ ディープブレンド」のブランドコンセプトや、“長く続く余韻”という商品の味わい特長を情緒的に表現しています。
商品メモ
商品名 「ブラックニッカ ディープブレンド ナイトクルーズ」
品目 ウイスキー
アルコール分 45%
容量・容器 700ml・瓶
発売日 2019年5月28日(火)
発売地域 全国
価格 オープン価格(参考小売価格:2,000円 ※消費税別)
ロックグラスでカラカラと
今年は6月16日の「父の日」にあわせたウイスキー提案を仕掛けるほか、“読書とウイスキー”の新しい飲用シーンの創出も狙っていて、東京・KITTE内のブックカフェ「マルノウチリーディングスタイル」で6月31日まで販促フェアを行っていて、本の情報誌「ダ・ヴィンチ」とのタイアップ企画なんかも行っているようです。
ウイスキーを飲む人の「飲み方」を調べると、ハイボールだけって言う人は1割くらいで、ハイボールも飲むけどロック・水割りも飲むっていう人が4割で、極端なこと言うと「ハイボールOK派」が5割、「ハイボール以外(ロックとか水割りとか)」が5割でほぼ拮抗するんだそうです。だから「ハイボール以外」の人への提案、ってことで〈ディープブレンド〉シリーズでは「大人の夜を楽しむ」「夜の深みに旅に出る」というコンセプトを設定し、“自宅のくつろぎ時間にウイスキーをロックで楽しむ”という飲用シーンの訴求を強化しているそう。ウイスキー飲みながら読書ってよくやるけど、正面きって言われると意識高いみたいでなんか恥ずかしくもなります。あんまり言わないで欲しいなあとも思ったり。
原酒不足はいつまで続くんだろう
限定数量は第一弾〈エクストラスイート〉の1万2000ケースよりも少なめになりました。原酒不足の影響なんでしょうかね。「ザ・ニッカ」は12年がノンエイジに。「カフェモルト」「カフェグレーン」は休売(漫画の“第一部完!”みたいなもんか)と、真綿で首を絞められてるみたいな感じにw宮城峡の休止ラインを18年から再稼動させたりして努力はしているんでしょうが、なかなかちょうどいい感じになりませんね。宮城峡では貯蔵庫を新設して2021年までに貯蔵能力を4割上げるそうですが、そこに原酒を貯蔵できる日はいつになることか・・・。実はジャパニーズウイスキーの新しい定義への対応ではないかとひそかに思っているのですが、違うかな。
にほんブログ村
コメント