これは「すいか味」というより「BIGスイカバー」味って感じ。どうせなら種の形のチョコも欲しかったかな。

 
氷結すいかレヴュー


 7月9日(火)に発売されたキリンビール「氷結 熊本産すいか(限定出荷)」。毎回こうなのですが、通勤ルートにあるファミリーマート、セブンイレブンには入ってなくて、まあいいかなって思ってました。でも翌日になって、ちょっと離れたローソンで見つけたので遅ればせながら感想を書いてみたかんじです。


安定の見た目。置いてあるポジションもいいところ


 外観は「氷結」ならではのダイヤカット缶がまず目を惹きます。さすが「立体商標登録」されるだけのことはあります。あれ?されるのが決まったのは聞いたけど、されたのかどうかはっきり分かんないや。きっともうされているんでしょう。されてるんじゃないかな。果肉の赤と種の黒粒が大胆に切れ込まれていて、デザイン性も高いものがあります。


すいかは熊本の特産品


 0.4%使用の果汁は熊本県産すいかの氷結ストレート果汁。熊本ってすいかの生産量日本一なんですってね。収穫した果実を搾汁後、そのまま凍結させているので果実のおいしさをそのまま味わえる製法です。
 それだけでなく、「氷結」のために温度や湿度を徹底管理し、一玉一玉大事に育てられたすいかを100%使用していて、甘くジューシーな味に仕上がっています。キリンが2015年から始めた、日本が生んだこだわりの果実でつくった「氷結」を、地域の人々との協働によって全国で楽しんでもらう「いいね!ニッポンの果実。氷結」プロジェクトによるものです。グループで進めてるCSV(社会との共有価値)活動のたまものってやつですね。



飲んでみると・・・アイス優勢


 ただお味はというと、そこはかとないキュウリっぽいフレーバーがまず立ち上り、徐々に「あーこれすいかだ」って感じに輪郭が徐々にはっきりしてきます。飲んでみてもそんな感じ。同じローソンにあった「ロッテBIGスイカバー」とほぼ同じでした。アルコール分は4%のやさしい飲み口で、アルコールを飲んでる感じもしなかったです。今度製氷皿で凍らせてみようかな。
 あと、飲んだ後しばらくすると、サクマの「いちごみるく飴」のようなすっぱ甘さが舌に残りました。


意外なスイカフレーバー


 キュウリの影がちらつくすいかのフレーバー。フレーバーのプロの長谷川香料さんの説明を見たら・・・

果肉部の香気成分はアルデハイド類、アルコール類、ケトン類などで、得にスイカのみずみずしさに寄与している成分はC-9のアルコールおよびアルデハイドで、具体的には3、 6-ノナジエナール、3-ノネナールと言われています。 
 スイカフレーバーはメロンフレーバーなどに比べ利用範囲が狭いため、一部の冷菓、チューイングガムなどにしか用いられておらず、フレーバーそのものの開発と同時に用途の開発も今後の課題と言えます。 (update:2001.3.30)

 乏しい知識ながら解読すると、ノナジエナールはまさにキュウリの香り、そしてノネナールは・・・加齢臭!!キュウリかじってるおじさんの近くに行くと、すいかのにおいがします、ということでよろしいでしょうか。お試し買いしていただけますでしょうか??


原材料チェック


 原材料は、すいか果汁、ウオッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料--となってました。
アルコール分は4%。栄養成分表示100mlあたりでは、エネルギー52kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物7.1g糖質7.1g食物繊維0~0.2g、食塩相当量0.03~0.06。

製造工場は取手工場と岡山工場で、東京で買ったのでもちろん取手工場のものでした。



スイカうさぎ


 これ、絶対飲まないとダメだから!まで行きませんが、ハズレではない、普通においしいものでした。季節感あるし、今だけのものだし、見つけたら試してみてはいかがでしょうか?って感じです。






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