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皮に麹を練りこむと、柔らかくふっくらしたお饅頭になるんだそうです。「酒まんじゅう」、それくらいしか用途が思いつかないのですが、実際にはどんな深謀遠慮が隠されているのでしょうか。


井村屋アイス



 菓子メーカーの井村屋や、外食のアンナミラーズ運営会社を傘下に持ち、航空自衛隊専用で一般販売していないJASDF羊羹の供給なども行っている「井村屋グループ株式会社」8月6日(火)に行われた取締役会で、日本酒製造・販売事業に新規参入することを決めたそうです。

 同じ三重県の企業である伊賀市の福井酒造場(清酒「福の聲」)から酒造免許を譲受して、2020年秋から事業開始予定。三重県多気郡多気町にオープンする滞在型複合施設「アクアイグニス多気」(仮称)で、酒蔵から搾りたての清酒を販売するとともに、醗酵技術を活用して小豆の健康性を訴求した和菓子・飲料等を提供するそうです。三重県で培われた「食」に関する伝統技術を承継しながら、地域活性化を図る社会的貢献の役割を担って、新たなお客様満足の創造に取り組んでまいります、ということのようです。



井村屋-福井酒造場「福の聲」
 

 地元紙「伊勢新聞」によると、福井酒造場は冬季醸造のみで県内中心の販路で年間11Klの販売規模」だそう。福井寿仁社長は「夏場の醸造に興味があった。井村屋さんの力を借りて、年間を通じた酒造りに挑戦したい」と話しているそうで、日本酒の酒蔵さんがいろんなところで売られたり買われたりしている中では、比較的ハッピーな未来がありそうな買収話のようですね。うまくいくといいですね。酒まんじゅう関係なさそうだけど。




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