サッポロビールは缶RTD「サッポロ レモンアワー」10月1日(火)から限定販売します。
 
 グラスに注ぐことでできる泡がビールのような泡持ちがあり、滑らかな口当たりを実現。しっかりとしたレモンの香り、さらりとキレる後味が特長です。
 
 RTD市場は今年も前年を越える伸び率を記録しており、「高アルコール系商品」と「レモンサワー」が好調の要因として市場をけん引していると同社では分析。外食市場で圧倒的人気のレモンサワーに“泡がある驚き”を提案し、RTD市場の活性化に貢献する、としています。
 


レモンアワー
 



商品概要
品目      リキュール(発泡性)①
原材料名    レモン、ウォッカ、糖類/炭酸、香料、乳化剤、酸味料、ビタミンC
アルコール分  7%
パッケージ   340ml 缶
参考小売価格  141 円(税抜)

 
 
アンドレアスのつぶやき
 上り調子のRTDが、いよいよビール類の牙城に挑む、そんな思惑があるはずと想像できる商品でしょう(その割に限定発売なんて出し方は、半端な感じが否めませんが)。29年度の税制改正で決められた、2026年まで3段階に分けて行われるお酒の税制改正の第一弾が2020年に迫っています。今のところ同じ税率(350ml缶28円)の新ジャンルとRTDがこのとき、新ジャンルだけ37.8円に増税されます。ちなみにビールは77円から70円に減税されますが、直接的な影響はRTDvs新ジャンルになるのではないでしょうか。今でも新ジャンルからRTDへのシフトがあるといわれていますが、規模がまだ小さい側のRTDからすればもう一押しほしいところ。そこで出るアイディアが「泡もビールっぽいですよ~~」という売り出し方なんじゃないかと思います。
 
 
レモンアワー2
これはアワーズです

 

 ちなみにこの系は今回が初めてではなくて、2007年にサントリーが一度「AWA’S(アワーズ)」というRTDを販売しています。とある資料によると、当時は「ビール様の盛り上がる泡立ちが特徴の新感覚チューハイで、よりビール市場に近い層を狙っていくことから”第4のビール”とも呼んでいる」ということなので、より明確にビール市場を狙っていたのでしょう。初年度250万ケースくらい売れて、翌年には〈ドライ〉〈ライト〉と追加していったようですが、3年目はなかったみたい。あまりに先進的過ぎたんでしょうかね。でも先行例はこうしてあるわけですから、化けた場合は各社の追随必至、ということで注目しておきたい商品じゃないでしょうか。
 
 なお、私個人的には、ビール類との競合商品なら甘くない「ホップRTD」がイケそうな気がするんですが、どこかのメーカーの方、開発してみませんか?