メルシャンはチリワイン「フロンテラ」シリーズの日本発売20年目を記念して、「フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン」「同シャルドネ」「同プレミアム カベルネ・ソーヴィニヨン」「同プレミアム シャルドネ」の4品を、“アニバーサリーエディション”のデザインで10月下旬から期間限定で販売します。
 

フロンテラ
 

 発売20年目を華やかに祝う花火を描いたデザイン。また、20年目の記念を記載したメダルをラベルに付け、「Anniversary Edition」の文字部分とともに金の箔押しで色鮮やかに仕上げています。
 なお、中身は通常商品と同じものです。
 
 チリワインは日本の輸入スティルワイン輸入数量で依然トップで、2018年は10年前の08年比で約4倍に拡大してます。「フロンテラ」は日本では00年から販売され、2018年には年間販売数量で60万ケースと過去最高を更新しています。
 
 今年は、2月に日欧EPA協定発効で欧州ワインの関税が即時撤廃されたことを追い風に、欧州ワインが成長する一方で、チリワインは№1ポジションは維持しつつもじりじりと減少を続けています。メルシャンでは記念ボトルの展開でブランド強化と市場拡大に取り組むようです。
 
 

アンドレアスのつぶやき
 普段まったくワイン飲まないけど、あっまーーーい“観光ワイン”じゃないちゃんとしたワインを飲んでみたい、って言う層には、実質500円弱の「フロンテラ」でチリカベとシャルドネは“ワイン飲みはじめ”の入り口としてはとっても良い選択肢だと思います。氷を入れたりとかコーラとかで割ったりとかしてもぜんぜんもったいなくない、どんどんいろいろ楽しんで!な感じのワインです。
 
 でもグラスを回したり「今年の天候は…」とか言ってみたり、味わいの複雑さとか熟成の可能性とか、いわゆるワインの楽しみを実感するには、徐々に1000円以上のワインに移っていってほしいなあと思うわけです。チリワインは世界ではすでに高級ワイン生産地の仲間入りをしてて、チリの安ワインを大量に買うのって実は日本だけらしいとも聞きますね。
 
 同じメルシャン扱いのチリワインなら、「カッシェロ・デル・ディアブロ」の〈カルメネール〉とかとんかつとかから揚げとかとちょうどいい感じに合っておいしくて、1000円以下に戻れなくなるからぜひ一度お試しあれ。

ラグビーカエル&ウサギ



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