ソラチエース
出典:PR TIMES 


 日本では鳴かず飛ばずで失意のうちに渡米したところ、隠れた才能が認められて日本に凱旋帰国!と聞いて誰を思い出すでしょうか?そんなホップ「ソラチエース」を使ったクラフトビール「ブルックリン ソラチエース」が、キリンビールから2月26日(火)に全国飲食店とキリンオンラインショップDRINXで発売されました。

ブルックリンブルワリー〈ソラチエース〉全国飲食店で

「ブルックリン ソラチエース」は、「ソラチエース」由来の、爽やかでトロピカルな香りが特長のセゾンスタイルのビールです。柑橘・レモングラス・ハーブを思わせる明るい余韻で魚介類と非常に相性が良く、和食とのペアリングもお楽しみいただける商品です。2018年10月から北海道限定で発売していましたが、好評につき全国展開が決まりました。

当社は、若い世代や海外でも人気の高い「ブルックリン ラガー」をはじめ、1台で4種類のクラフトビールを楽しめる「Tap Marché(タップ・マルシェ)」の全国展開を通してクラフトビール市場の拡大を図るとともに、「みんなで創る“ワクワクするビールの未来”」の実現に向けて積極的に取り組んでいます。

北海道生まれが凱旋帰国

 ソラチエースは1984年に品種登録された、サッポロビール札幌工場上富良野分場(現・北海道原料研究センター)で開発された、日本生まれの品種。「70K-SH-6」 雌株に 「Beikei-2」 雄株を交配した交雑実生から生まれたものなのだそうです。今となればそこが武器なのですが、当時は香りの強さが使いづらいと判断され、1999年に育成終了。その後アメリカに送られ、レモングラスのような風味がクラフトビールブームの中で人気を集め、空知郡の名が一躍世界で知られるようになりました。この辺、技術者のうちではつらく悲しいエピソードがあるそうなので、チャンスがあれば一度聞いてみたいものです。
 ちなみに登録№が一つ若い弟分のフラノエースもそのうちどこかで登場するのかもしれません。今ググってみると競走馬のほうが有名っぽいですが。

爽やかでトロピカルな香り

 ボトルを開けると、爽やかでトロピカルな香りが印象的です。柑橘類やレモングラス、ハーブが感じられるのはソラチエースならではの特徴なのでしょう。シーフードや和食との相性が抜群ということで、アクアパッツァなんかも合うような気がします。あとは、スパイスの効いたタイ料理やカレーともよくあうとのこと。この辺はビール全般に合う気もしますが、より合う、ってことで。

 爽やかで、トロピカルな香りが特長。柑橘・レモングラス・ハーブを思わせる明るい余韻が楽しめ、魚介類や和食と相性が抜群です。スパイスの効いたタイ料理やカレーとも合います。

NYテイストなデザイン

 ラベルデザインはブロンクス出身の有名デザイナー、ミルトン・グレイザー氏。ダイヤのエースにブルックリンのBを差し込んだデザインで、クリーム地に茜色がよく映えます。ソラチエースだからトランプのエースってか、とか思うと、もしデザイナーが日本人だったら突っ込みが入りそうな気がしますが、そこは世界的なデザイナー。代表作「I♡NY」だって目からウロコのような単純さですが、世界で愛されるスキのないデザインですから。文句なくカッコいい、かつ飽きのこない洗練されたデザインだと思います。
 醸造所のマークの時には株の一部とビールの生涯無料権利がデザイン料のかわりでお金は受け取らなかった、なんてのもカッコいい話ですが、このラベルデザインもそんなかんじなのかな?

商品概要


商品名     「ブルックリン ソラチエース」
アルコール分   7%
容量・容器    355ml・壜
価格       オープン価格
発売日      2019年2月26日(火)
発売地域     全国
         (飲食店、キリン オンラインショップ DRINX限定)
製造工場(予定) ブルックリン・ブルワリー社(米国) 
           ※キリンビール社は輸入者および販売者