アサヒビールは3月26日(火)からスコッチ、アイリッシュ、ライの輸入ウイスキー4品を全国で発売します。中・高級価格帯の品揃えを充実させ、様々なタイプのウイスキーを提案することで、成長を続ける輸入ウイスキー市場での存在感を高めます。
グレンドロナック15年
写真:PR TIMES
スコッチウイスキー「グレンドロナック15年」では、シェリー酒のペドロヒメネス樽やオロロソ樽で15年以上貯蔵した原酒を使っています。15年超熟成された原酒は、シェリー樽に由来する深い琥珀色で、濃厚な力強さとシルクのような滑らかさを持ち合わせています。
外観はアンティークブロンズ、香りはクセになるようなマラスキーノチェリー、熟したキイチゴ、ダークチョコレートミントに、オレンジビター、くるみのリキュールの香りがアクセントになっています。
味わいははちみつ漬けのアプリコット、熟れたイチジクの後にブラックチェリー、アンジェリカ(野生セロリ)、サトウキビが感じられます。
フィニッシュは長く、マヌカハニー、ハーブ、ビターズ、ダークチョコレートで締めくくる――と紹介されています。
商品メモ
アルコール分46%ノンチリフィルタード、容量700ml、オープン価格(参考小売1万800円、税別)。
アサヒのスコッチポートフォリオ(価格帯別)では「グレンドロナック21年」(17470円)、「グレングラント18年」(1万5000円)、「グレンドロナック18年」(13080円)に次ぐ上から4番目のポジションになります。
グレンドロナック蒸溜所
東ハイランド丘深部のフォルグ渓谷にあるスコットランド最古の蒸溜所の一つで1826年創業。ゲール語で「黒いちごの谷」を意味しています。シェリー樽熟成の“マスター”として知られていて、ペドロヒメネス樽に由来する甘くフルーティなものから、オロロソ樽に由来するドライでナッティーなものまで広く生産しています。
蒸溜所のポットスティルは上部がユニークなU字型で、蒸溜液の戻りを最小限にとどめるため、力強いスピリッツが生み出されます。緩やかに下るアームからはリッチなハイランドスタイルが生まれます。
1960年にウィリアムティーチャー&サンズ社が買収して「ティーチャーズ」のキーモルトに使われたり、76年にアライドディスティラリーズ社がティーチャーズを買収してからは「バランタイン」のキーモルトに使われたが、96年~2002年まで蒸溜所は閉鎖。96年までは石炭の直火炊きを行っていたそうです。05年にペルノリカール傘下になってからはスチーム蒸溜。08年にベンリアックディスティラリーズ傘下となった際に、シェリー樽熟成にこだわるシングルモルト蒸溜所へと方向性を変更。16年にブラウンフォーマン傘下。幸運を呼ぶ鳥として、ミヤマガラスが蒸溜所の象徴とされています。

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