新年って書きそうな令和元年、さけにゅーの最初の一杯はヤッホーブルーイングさんの「僕ビール、君ビール。」でした。話題の〈満天クライマー〉を飲もうかと思っていたのですが、そういえばローソンで買えるのは5月21日_| ̄|○…。それで定番の「僕ビール、君ビール。」に切り替えました。こっちは口止めされてないしね。
某大手ビール2缶に混ぜて3缶同時に開けたのですが、香りの主張が際立ちます。爽やかな青さ、ホップのイメージのうちでも、フレッシュな印象がよく感じられます。一緒に飲んだ、普段こういうのは飲まない人たちからも「好きな香り」というお言葉をいただきました。
実際に口に入れると、グレープフルーツのすっぱ甘い感じがビールの苦みの中で引き立ち、皮と果実のきわの苦みみたいな感じになってすっと飲める、そんなビールでした。飲みこんだ後もすっきりした苦味が、強くなく残り、次に口に入れる料理の味を引き立てる、そんな感じを持ちました。クセなくて飲みやすくて、クラフト系を飲んだことのない人にこそ飲んでもらえるとビールの印象が大きく変わる(いいほうに)ように思います。
ビールのタイプはセゾン。貯蔵熟成させるビールです。ベルギー南部のワロン地域が源流で、公用語のフランス語でシーズン=季節の意味で、農閑期に造ったビールを水代わりに夏に飲んだのが始まりだといわれています。苦みや酸味が強いという特徴がありますが、上面・下面発酵のいずれもセゾンと呼ぶものがあるようなので、数か月貯蔵したもの、くらいの意味のようです。貯蔵期間分だけ余計にコストがかかるはずで、このくらいの価格で楽しめるセゾンビールはなかなかないんじゃないでしょうか。
クラフトビール飲みたい!けどあまり尖った特長のあるものは疲れる…という人でも美味しくいただけます!!
商品メモ
商品名 「僕ビール、君ビール。」
原料 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ
アルコール分 5%
容量・容器 350ml缶
価格 288円(税別)

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