宝酒造「『塔牌』紹興花彫化粧壺〈陳五年〉」300mlを5月26日(火)から全国で新発売しました。

 
塔牌紹興酒花彫酒




 良質のもち米と麦麹を原料に、伝統的な手造りで醸造した後、5年間貯蔵熟成した紹興酒で、紹興酒の別名「花彫酒(はなほりしゅ)」の由来をモチーフにした化粧壺に詰めあげました。壺は薄いミントブルーの可愛らしい色合いで、結婚披露や結婚記念などのお祝いや、ギフトにも最適なほか、意外と女子飲みにもイケそうです。

商品メモ
品目      その他の醸造酒
アルコール分  16度
原材料     もち米、麦麹(小麦)/カラメル色素
容量・容器   300ml・壺(カートン入)
参考小売価格  1,080円(消費税抜き)

アンドレアスのメモ
 宝酒造さんは、田中角栄首相と周恩来国家主席による日中国交正常化の成立した1972年から40年以上にわたり、紹興酒「塔牌」を取り扱っています。他社より一年早く販売を始め、いらい日本における紹興酒のトップブランドを維持しています。仕込み水は鑒湖(かんこ)中央部の、水がわき出る最もきれいな場所から採水。その水温が低温で安定して、酒造に最も適した冬季のみの”一季醸造”が特長です。
 ちなみに塔牌の”塔”は杭州市を流れる大河、銭塘江の北岸月輪山にそびえ建つ八角7層の仏塔「六和塔」のことです。魯智深和尚が生き仏になったところでもあるので、水滸伝マニアの方はゆかりの品と思って一度お試しあれ。
 花彫酒は、紹興では女の子が生まれると祝米で紹興酒を造り、甕を地中に埋めて結婚のときに掘り出して祝いの酒としてふるまったことに由来しています。甕仕込・甕熟成で地中に埋めるところなどはジョージアのクヴェヴリとかとも通じるかも。泡盛の熟成古酒も地中に埋めますね。温度が安定して長期熟成に向くのでしょうね。
 
 とにかく、紹興酒は誤解や先入観、政治的なところであまり飲まれていませんが、実は煮物、焼き物、油ものなどお料理全般と飲んで美味しい”元祖・食中酒”なので、ぜひ一度試してみて!
 その時は絶対に氷砂糖は入れずに、常温かロックがおススメです。


中国うさぎ

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