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 本日(1月26日)はローソンオリジナル「『艦これ』瀬戸内レモンサワー」の発売日だったので早速買ってきました。たまたまかもしれないけど続けざまですね、キャラクターコラボ。後の方ではちょっと苦言も呈したいと思いますが、まずは試飲レビューから。1月12日(火)に発売されたファミリーマートオリジナル「刀剣乱舞オリジナル缶酎ハイ」も購入していたのでこちらも合わせてご紹介してみたいと思います。

 ローソンオリジナル「『艦これ』瀬戸内レモンサワー」は、艦隊育成ゲーム「艦これ」の運営鎮守府×「ローソン」2021コラボキャンペーンです。RTDのほかにチョコチップクッキーのコラボ商品販売、対象商品購入で先着・数量限定のクリアファイルやミニタペストリープレゼント、エコバッグやぬいぐるみのオリジナル商品、くじ販売などを行っています。

 「『艦これ』瀬戸内レモンサワー」は伊47潜、蒼龍、速吸のデザイン3種。味はどれも同じで「瀬戸内レモンサワー」です。

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 瀬戸内と言えば呉、呉と言えば海軍の拠点で艦これともぴったり!とも言えなくはない。ないけど、名前の由来が豊予水道の速吸、呉で建造の蒼龍は良いとして、伊47って佐世保建造だし瀬戸内と関係なくない?とかちょっとモニョったりするコラボ・・・近くのローソンではヨナだけ売り切れてましたけど、たまたまなのか人気なのかよくわかりません(艦これよく知らない・・・)。

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 グラスに注ぐと明るいレモンイエローで濁った液色。香りはそれほどはありません。炭酸のガス圧もあまり強くない感じ。飲んでみると酸味はしっかりありますが、レモンというよりクエン酸のような感じです。居酒屋で飲むクエン酸サワー寄りの味でした。お疲れの時には癒される味かもしれませんね。

 分類はリキュール(発泡性)①。
 原材料は糖類(国内製造)、レモン、スピリッツ、塩/炭酸ガス、酸味料、香料。
 アルコール分は5%
 内容量350ml

 製造は北海道麦酒醸造株式会社。主力は「小樽ビール」で、RTDでは道産素材「夕張メロン」やチューハイ「りんごのほっぺ」なども製造販売しています。艦これとは2019年に三越伊勢丹とのコラボで「艦娘ビール」<夕張mode><択捉mode>を販売しているので、少なくとも2度目のコラボになります。

 とうらぶオリジナル缶酎ハイは、刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞 -ONLINE-」の6周年記念で、1月12日~25日までのファミリーマートとのコラボ商品でした。

 発売日、近所のファミマでは、同時発売のグラスはもちろんとして、酎ハイ本体もオール売り切れ。3軒目にしてようやく手に入れることができたお品です。さにわの勢いってすごいのね。

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 「月のかけら‐檸檬‐」が三日月宗近イメージでレモンフレーバーの”青色酎ハイ”。正直、ゲームやってないので古刀・銘三条が檸檬で青色なのかピンと来ないのですが、グラスに注ぐと発色の良い青色がブルーキュラソーのようで、まるでカクテルです。香りはいかにもなレモンの香り、炭酸はソフトめで、飲むとレモンではあるけど、ちょっと粉末ジュースのレモンに近い感じかなと思いました。アルコール分3%だし、あまり味覚的に強くできないというのもあるでしょうが、あまり特徴のない味でした。

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 「鶴のほまれ‐白桃‐」は鶴丸国永イメージでピーチフレーバーの”白色酎ハイ”。名物鶴丸もイメージがピンときませんが、香りは缶を開けた瞬間から桃の香りが立ち上がります。ピーチフレーバーって強いのね。炭酸はソフト、飲むとまず白桃、後になってすももの皮のキワのような酸味と苦味がイメージできました。食事とではなく、これだけちびちび飲むならやさしい味でクセもないからいいかな、って感じでした。

刀&艦4


どちらも分類はリキュール(発泡性)①。
 容量350ml、アルコール分3%、製造は合同酒精。
 原材料は「月のかけら‐檸檬‐」がレモン果汁、ウオッカ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料、着色料(青色1号)。
 「鶴のほまれ‐白桃‐」は桃果汁、乳清ミネラル(乳成分を含む)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸ガス、香料、酸味料


アンドレアスからひとこと
最初に出たのがとうらぶのほうで、この時点でムムムと思ったのですが缶パッケージはイメージデザインのみでキャラクターは描かれていなかった。グッズ連動で引っかかりはありましたが。しかし続いて艦これ。缶体に思いっきり艦娘が描かれてますけど。意識が低いんじゃないの?というのが正直なところ。

なぜそう思うかというと、缶チューハイ、サワーなどRTDは「未成年の誤飲」という指摘との戦いがあるからです。詳しくは主婦連合会のサイトで活動内容を見ればわかるのですが、99年からRTD大手に対してたびたび強い申し入れが出されています。「果実のイラストが大きくて、子供がジュースと間違えて飲んだ」等の指摘は、私個人としては家庭内の問題と思ったりしますが、社会的には問題視されるわけです。2003年には「子供が欲しがるようなキャラクターは子供の購買意欲を刺激する」ということで酒類のキャラクター商法に対する規制強化が国税長官と厚労大臣に申し入れられたりして、大事になったりしています。
今回は指摘がなかったかもしれませんが、調子に乗って続けるとどこかで必ず問題視されます。そして、そうした議論は余計な規制を生むのは間違いないはずです。提督や審神者と一緒になっていいねとかしてる場合じゃないと思うんですけど、プロ意識が低すぎるんじゃないでしょうか。それともコンビニの商品開発担当の暴走??
海外のタバコのように、パッケージ下半分にアルコール肝炎の写真とか入れなければなくなったりしたらどうするんだって話だと思います。問題化したいわけじゃないので下の方に書きました。
わかる人にだけ届け~~~。


刀うさぎ


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