【40本限定】銀座育ちの｢白鶴翔雲純米大吟醸銀座天空農園白鶴錦｣ : さけにゅー（酒NEWS）

銀座の屋上にある「白鶴銀座天空農園」。
銀座から日本酒文化の情報発信をしたいとの想いから、2007年に白鶴銀座天空農園のプロジェクトを立ち上げ、東京支社（中央区銀座）屋上で自社開発酒米｢白鶴錦｣の栽培を始めました。

大都会のビルの屋上でのお米の栽培は難しいという声がありましたが、2008年には田圃を造成し、米の品質向上に取り組み、2013年からは白鶴銀座天空農園で収穫した「白鶴錦」のみで仕込んだ商品を限定で発売しています。

2020年は、新型コロナウイルスの影響により、今シーズンの田植えから稲刈りまでの作業は、感染予防対策をしながら、白鶴社員中心に行いました。梅雨が長く雨が多かったこともあり生育が心配でしたが、なんとか例年通りお盆明けには出穂を確認することができました。9月、10月には収穫前の大切な時期に台風が襲来、雨に備えて水量を調整したり、ネットやロープを活用したりすることで、大切な白鶴錦を守り抜きました。

シーズン通しての日照不足のため、収量が十分に確保できるか心配でしたが、無事に籾付きで50kgのお米（昨年55kg）を収穫することができました。今年度も9年連続の2等(東京都の登録米ではない白鶴錦としては最高ランク)を獲得。

天空農園で収穫した玄米を精米歩合50％まで磨いた後、神戸にある同社の蔵で、わずか15キロほどしかない貴重な白米を、一粒も無駄にしないように細心の注意を払いながらすべて手作業で仕込み、100Lタンクという小さなタンクで約2ヵ月かけ大切に醸しました。

いろいろあった2020年、40本の貴重な日本酒が出来上がりました。

　白鶴酒造は、6月9日（水）に銀座の屋上「白鶴銀座天空農園」で育てた酒米「白鶴錦」100％で仕込んだ純米大吟醸酒｢白鶴翔雲純米大吟醸銀座天空農園白鶴錦｣を販売本数、販売店限定で発売します。

パイナップルやピーチを思わせる華やかな果実香。甘みはエレガントでふくよか。その後に穏やかな酸味が調和する、成熟な果実のような芳醇な余韻が楽しめる純米大吟醸酒です。

商品メモ
酒質　　　　　　純米大吟醸酒
容量　　　　　　500ml
原材料名　　　　米（国産）、米こうじ（国産米）
使用米　　　　「白鶴銀座天空農園」2020年度産白鶴錦100％
精米歩合　　　　50％
アルコール分　　15％以上16％未満
日本酒度　　　　±0
酸度　　　　　　1.2
アミノ酸度　　　1.1
販売本数　　　　40本
参考小売価格　　10,000円（税別）

発売日　　　　　2021年6月9日(水)

発売店舗(五十音順）
　　　　　　　　IMADEYA GINZA SIX店、銀座三越、小泉商事、松屋銀座本店