エノテカ(東京都港区)は、イタリア・トスカーナ州のモンタルチーノ地区で歴史のあるワイナリー10社のひとつとされている「イル・マッロネート」の日本における正規代理店として、同社が手がける3銘柄を9月20日(月)から全国のエノテカショップとエノテカ・オンラインで販売を開始します。

「イル・マッロネート」は1246年に建てられた由緒ある建物の中に醸造所があります。古くから名声を得ていたブドウ畑を1974年に弁護士のジュゼッペ・モーリ氏が購入し、2人の息子とともに運営を始めた家族経営のワイナリー。経営が軌道に乗った後、ジュゼッペ氏と長男のアンドレア氏は弁護士の道を選び、アレッサンドロ氏は一時弁護士の道に進むも、再びワインの世界へ戻りました。


ブドウ畑は、モンタルチーノ北部の丘の北側斜面の標高約350~400mに位置し、除草剤や化学肥料等は一切使用せずに自然な栽培を行なっています。醸造は伝統的な大樽を使い、固有品種であるサンジョヴェーゼ本来の個性を引き出します。ブドウ栽培と醸造両面で昔ながらの方法を大切にし、モンタルチーノの中では冷涼な北部のワインに典型的なフレッシュさを備えた、シルキーな口当たりのワインを造ります。

 フラッグシップワイン「マドンナ・デッレ・グラツィエ」は畑のすぐ近くの小さな教会の名に由来。2010ヴィンテージはワイン・アドヴォケイト誌で100点を獲得し、その名声を一気に世界へと広めました。


イル・マッロトーネ

 「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」はトスカーナ州を代表する高級赤ワイン。トスカーナ州でも唯一サンジョヴェーゼ100%にこだわり※1、区画ごとの味わいを追求するクリュ※2の概念が定着しています。同社は単一品種、クリュの概念という点にブルゴーニュワインとの類似性を見出し、優美で複雑な味わいを生み出す「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の品ぞろえを強化することで、ワインラヴァ―のお客様への選択肢を広げ、より一層豊かなワインライフを提案します。

※1:ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョヴェーゼ100%の使用が規定されたトスカーナ州唯一のD.O.C.G.(イタリアワイン法の最上位に位置する格付)です。

※2:フランスワインの格付けにおいて使用される言葉。産地によって定義は異なりますが、ここでは「クリュ」は特定のワインを生み出す畑そのものや、またはそこで収穫されたブドウから造られたワインを意味します。



商品メモ
「ROSSO DI MONTALCINO IGNACCIO(ロッソ・ディ・モンタルチーノ イニャッチョ)」赤・2018年
容量  750ml
価格  6,050円(税込)、5,500円(税抜)


「BRUNELLO DI MONTALCINO(ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)赤・2016年
容量・価格 750ml:11,000円(税込)、10,000円(税抜)
      1,500ml:25,300円(税込)、23,000円(税抜)


「BRUNELLO DI MONTALCINO SELEZIONE MADONNA DELLE GRAZIE
     (ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ セレツィオーネ マドンナ・デッレ・グラツィエ)」赤・2016
容量・価格 750ml:35,200円(税込)、32,000円(税抜)
      1,500ml:77,000円(税込)、70,000円(税抜)
      3,000ml:165,000円(税込)150,000円(税抜)
      5,000ml:330,000円(税込)、300,000円(税抜)

にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村