新潟の日本酒「八海山」を製造・販売する八海醸造グループが北海道・ニセコ町に建設したウイスキー製造場「ニセコ蒸溜所」が、10月1日(金)にグランドオープンします。
ニセコ蒸溜所6
 
 製造設備自体は昨年末に完成していて、今年3月末から、ニセコアンヌプリの良質な伏流水と大麦麦芽などを原料にしたモルトウイスキーを中心に製造。またジン製造も併せて行い、合計の製造量は年間90Kl前後となる見込みのようです。
 なお、ウイスキーは3年熟成させるため、商品リリースは早くとも2024年以降の見込み。グランドオープンで店舗部分を開業するのに合わせては、第一弾商品としてクラフトジン「ohoro GIN(スタンダード)」を発売します。
ニセコ蒸溜所2

 ohoro(オホロ)とはアイヌ語で「続く」の意味で、ニセコの地で生まれたジンが多くの人に親しまれ、未来永劫続くようにという願いを込めて名付けられました。ボタニカルには道内産のヤチヤナギとニホンハッカなどを加え、クリアでスムースでありながら、芯のあるしっかりとした味わいに軽やかなシトラスの香りを感じるような仕上がり。カクテルベースとしても使いやすい味わいとなっています。

ニセコ蒸溜所4

 「ohoro GIN(スタンダード)」は品目はスピリッツ。原材料は国内製造の醸造アルコールで、タイプはジン。アルコール分47%、容量720㎖、希望小売3,800円(税別)。当面はニセコエリア限定販売品とし、順次エリアを広げる予定のようです。

 蒸溜所所在地:北海道虻田郡ニセコ町ニセコ478-15
 建設面積:蒸溜所1066㎡平屋建て/貯蔵庫291㎡平屋建て
 延床面積:蒸溜所877㎡(蒸溜施設743㎡、物販等134㎡)、貯蔵庫291㎡
 営業時間:10:00―17:00
 定休日:なし
ニセコ蒸溜所1

蒸溜所の訪問(販売物の購入含む)は完全事前予約制。1回最大10名の少人数制としてオープン日から受け入れを開始するそうです。
見学は1回90分のツアー式で、製造スタッフによる現場での蒸留工程の解説や貯蔵庫の見学、バーカウンターでの有料試飲ができる。見学時間は10時、11時半、14時、15時半の1日4回。予約可能期間は14日先まで。
ジン購入は当面の間、720㎖1本と200㎖4本までに制限されるようです。

ニセコ蒸溜所アカウント
 Web サイト:https://niseko-distillery.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/nisekodistillery2021
 Instagram:nisekodistillery_2021
 
にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村