
クラフトビールの話題の中心と言えばキリンビールの「SPRING VALLEY」。新商品の「シルクエール<白>」が9月13日(火)からいよいよ全国発売になりました。さっそく【飲んでみた】のでご紹介します。
グラスに注ぐとふわっとスッキリしたシトラスのような爽やかな香りが立ち上ります。液色は白ビールの名にはふさわしくないような、どちらかと言えばこげ茶色のにごり系。ベルジャンホワイトを予想しているとちょっと意外に感じることと思います。
口に入れると、まずはバナナの風味、そして小麦の柔らかく香ばしい白パンのような飲みごたえ、あとマスカットのニュアンス、そしてアフターに少しメロンのような感じもありました。
よくある白ビールに比べ苦味が適度にあり、もったりした甘い口当たりは控えめで、爽やかで飲みやすいと思う人は多いんじゃないでしょうか。赤いのよりこっちのほうが一般受けする気がします。
ただ、キリンさんは「白ビールの認知度は3割、飲用経験率は2割しかなく、まず飲んでもらうことが重要」と言ってたりして、「豊潤496」の時と比べるとだいぶ弱気な感じも見え隠れします。ビールタイプを「ウィートエール」とか言わず「白ビール」と言っているのも、「クラフト難しいっ」って敬遠してる人に対してイチからイメージ構築していく気なのかも。

〈試飲缶の裏ラベルには「日本に、新ビール。」との表記も。〉
なお、メーカーの商品説明では「無濾過で仕上げたにごりのある液色で、小麦麦芽を使用することで実現したきめ細かなふわとろの泡、まろやかな口当たりが特長。ニュージーランド産の希少ホップ「ネルソンソーヴィン」を一部使用することで、華やかで心地よい香りを実現しています。満足感がありながらも爽やかな味わいで、ビールが好きな方はもちろん、普段ビールをあまり飲まない方にもおすすめです。食事にも合わせやすい味覚なので、一緒にもお楽しみいただけます」とのこと。
原材料は麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、コーン。アルコール分5,5%。350ml缶は248円(税別)、500ml缶が330円です。10月になってもこれは値上げはないそうなので、お買い得かもしれません。
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