石川酒造「多摩の恵 明治復刻地ビール」を【飲んでみた】ので紹介します。買ったのをすっかり忘れて、冷蔵庫の奥に眠ってました。
まずは飲んだ感じ。グラスに注ぐとぶどうパンのような甘みを帯びた良い香りがあります。色は重めのオレンジがかったブラウン。飲むと青みや苦味を帯びたミントっぽいすっとした感じがあります。重さを感じさせず、飲みごたえがありつつもお代わりできそうな爽快感。後口もすっきりして、美味しいビールでした。
製造者の石川酒造は1863(文久3)年からの酒蔵で、新選組の天然理心流を支援していたこともあるそうです。ビール醸造は1888(明治21)年で、「日本麦酒」のブランド名。ここで注意ですが、サッポロビールのルーツの日本麦酒醸造とは別のものです。
「明治復刻地ビール」は、その当時に醸造していた「JAPAN BEER」のラベルを復刻した、しっかりとした香味を感じるエールです。
ラベルは朝日に輝く帆船が描かれ、「KUMAGAWA」、「NISHITAMAGORI,MISASHI,JAPAN」と表記されています。今の地名を見ると福生市に熊川武蔵野という地名があるので、福生から東京湾まで帆船で…なんてことがあったら壮大な話ですね。
商品メモ
タイプ エール
容量 350ml(438円)、500ml(638円)
アルコール分 5.5%
IBU 13.2
にほんブログ村
コメント