今年1年お付き合いありがとうございました。来年も他にないようなニュースを探していきますので、引き続き見ていただけるとありがたいです。2022年の締め記事は、「2022年のうちに書く、2023年お酒のトレンド大胆予想」で行きたいと思います。
1番の注目は「ノンアルコールビール」。しかも海外。「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」が開かれますが、アサヒビールがワールドワイド・パートナーになりました。2023年1月から「Super Dry 0.0」(日本での販売予定なし)の世界展開は当然これに合わせたもののはず。欧州ではノンアルビールはスポーツ後の水分&必須ミネラル補給に最適という認識があります。全世界レベルでのノンアルブランド誕生になるんじゃないかな、と。
国内では何といっても「ウイスキー」。サントリー山崎蒸溜所が1923年の11月11日に建設着手されてからで100周年を迎えます。さらにはサントリー白州蒸溜所は完成50周年、キリンディスティラリー御殿場蒸溜所は操業50周年ですから、anniversary目白押しで記念ボトル争奪戦は話題になるでしょう。でもそれだけじゃないはず。ある国産銘柄がジャパニーズウイスキーに変わるらしい噂があるけど、ホントかな。
2022年は期待ほど伸びてくれなかったらしい「RTD」。2023年もそれほどの目玉情報はまだ入ってないけど、もともと雑草のごとき強さのRTD。期待されてないほど伸ばしてきたというのが今までの歴史なので、何とかなるんじゃないかな。
「ビール」は2023年10月に税制の改正があり、税でいえば6円強下がります。安くなる!はずだったんですが戦争とかで小麦もホップもすごい値段が上がってて、むしろ春先にはまた値上げがあったりします。それでいて、ビール類最安値の新ジャンルは増税で発泡酒と同税率になり、商品カテゴリーも発泡酒に一本化されます。つまり、値上げ感はあるわ安いのはなくなるわで、厳しそうな感じはあります。
「ワイン」はブルゴーニュ高すぎだし、ボジョレーは話題にならなさすぎだし、難しいところ。もっと普通にワインを飲めるような空気感が必要かな。
ポストウイスキーの呼び声の高い「クラフトジン」。蒸留所も増えています。ただ、中には苦甘いジュニパーベリーのニュアンスはあるけど、これ焼酎じゃない?っていうものもあったりして好き嫌いはこれからどんどん分かれていきそう。期待ほど伸びきれないんじゃないかなあ。
なんとなくこれくらいで。それではよいお年をお迎えください。
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