100周年と言えばウイスキーの話題が盛り上がっていますが、サッポロビールの(というか当時の札幌麦酒の)北海道上富良野でのホップ試験栽培も今年100周年を迎えるそうです。
その記念で開発した、国産ホップ100%にこだわったNIPPON HOPシリーズの第1弾、「サッポロ NIPPON HOP 始まりのホップ 信州早生」1月31日(火)に発売されたのを【飲んでみた】のでご紹介します。

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 缶を開けたときの香りはそれほど強いものではなく、ごく一般的なビールに感じる爽快感くらいの感じでしょうか。色は輝く金色、麦わら色といったくらい。
飲んでみると、まず柑橘の感じが口中に広がりますが、今どきのクラフトビールからすると特徴的なものとまでは言えないと思います。次にほんのりとした甘み、それからすぐに、はっきりとはしているけれど鋭いとまでは言えない苦味が広がり、さっぱりした感じを与えてくれます。

ニッポンホップ2

原料は、国産ホップ「信州早生」100%使用、麦芽100%使用。ホップを3分割添加することで引き出した深みのある心地よい香りが特徴とのこと。

使用しているホップ「信州早生(しんしゅうわせ)」を調べてみると、上富良野での試験栽培より前の1910年に開発された品種なのだそうです。

ドイツから送られてきたホップの種をもとに、札幌工場現場作業員の篠原武雄氏が作出し名付けたのが信州忽布(ホップ)で、のちに信州早生と改名。
ドイツ産の「ザーツ」と、札幌の山鼻地区のホップ畑で栽培していたアメリカ産の「ホワイトバイン」の交雑で、レモンのようなフレッシュな香りが特徴。
その後40年以上にわたり国産ホップの主要品種となりました。その功績をたたえて昭和17年に篠原氏に金一封(500円)が送られたそうです(「サッポロビール120年史」より)。


ちなみに昭和17年の貨幣価値は、同時の巡査の初任給11人分(1人45円)だったそうです(「国立国会図書館レファレンス協同データベース」より)。

こうした歴史や系統を調べてみると、シリーズ第2弾以降も飲んでみたくなりますね!

NIPPON HOPブランドサイト

商品メモ
品目      ビール
アルコール分  5.5%
純アルコール量 350ml缶:15.4g
容量      350m缶
発売日     2023年1月31日(火)
発売地域    全国
参考小売価格  オープン価格

ニッポンホップ

 なお、NIPPON HOPシリーズの発売を記念して、Twitterで「【50名様に当たる】NIPPON HOP誕生記念!オリジナルグラスプレゼント!フォロー&リツイートキャンペーン」を2月13日(月)正午まで実施中。
サッポロビール公式アカウントをフォロー&対象投稿をリツイートした人の中から抽選で50名にオリジナルグラスをプレゼントする。
キャンペーンサイトは https://www.sapporobeer.jp/campaign/nipponhop/20230131/

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