
成田空港の拡張工事で出た伐採木を活用したクラフトジンがこのほど発売されました。ほかの素材も地元のものにこだわって使っているそうですが、“成田らしさ”っていったら皆さんは真っ先に何を思い浮かべますか?

成田国際空港株式会社(NAA)のグループ会社、グリーンポート・エージェンシー(GPA)は、地域素材を使ったオリジナルクラフトジン「NARITA AIRPORT ETHICAL GIN Cloud9(ナリタエアポートエシカルジンクラウドナイン)」をエシカル・スピリッツと共同開発し、3月17日(金)から発売しています。
NAAは、B滑走路の延伸・C滑走路の新設という“更なる機能強化”を進めていて2029年の完成を目指しています。これも踏まえてNAAグループでは「サステナブルNRT2050」を策定し、CO2排出量削減といった環境施策のほか、地域振興や資源循環などに取り組んでいるところです。

今回発売した「クラウド9」には、この機能強化に伴って発生した伐採木の杉を使用。加えて、酒々井町の酒蔵「飯沼本家」の酒粕をリユースした原酒と、緑茶(芝山町)、生姜(山武市)、オリーブ(長生郡)、スダチ(南房総市)、シークワーサー(鴨川市)と地元の個性豊かな素材をボタニカルとして使い、調和のとれた香り豊かなジンに仕上げました。
成田空港周辺の自然の恵みを感じられる素晴らしい香りを楽んでもらうため、ソーダ割やオンザロック、ストレートを推奨しています。
商品メモ
品目 スピリッツ(ジン)
アルコール分 42%
容器 375ml瓶
原料原産地名 酒々井町の酒蔵、飯沼本家
希望小売価格 3,850円(税込)
ボタニカル
杉(空港伐採木)、緑茶(芝山町)、生姜(山武市)、オリーブ(長生郡)、スダチ(南房総市)、シークワーサー(鴨川市)

第1バッチ蒸留分は限定500本をGPAのECサイト「NaritaAirport to Table」(https://naritaairport-to-table.com/)で販売。同サイトでは2022年から販売しているオリジナルクラフトビール「成田空港エール-SAISON-」(銚子ビール犬吠醸造所が製造)も販売しています。
また、成田空港内店舗、空港周辺施設(航空科学博物館等)、成田市内飲食店などで取り扱う予定です。

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