【飲んでみた】ロック系キャラビール、だけじゃない。飲みやすくてクラフトらしい「Marshall アンプトアップラガー」 : さけにゅー（酒NEWS）

　今回は缶のクラフトビール「Marshall アンプトアップラガー」を【飲んでみた】のでご紹介します。マルイチというスーパーで購入しました。

　目を引くのはパッケージ。マーシャルの名の通り、英Marshall Amplification社公認ビールなので、マーシャルのギターアンプのデザインそのままです。1981年の登場から、古くなったとは言われつつも今も現役で音楽スタジオとかで使われている名機JCM800がデザインのベースらしいです。音楽スタジオには必ずあるので、ぼっち・ざ・ろっくにもバンドリにもけいおんにも登場しているらしいです。それっぽい雰囲気にするには欠かせないアイテムということなんでしょうね。

　中味のビールはWilliams Bros Brewing Company社製造。1983年創業のクラフトビールの老舗で、2022年にはScotish Brewery of the yearを受賞している、しっかりしたところのようです。

　味は名前のとおりの「ラガー」らしい、すっきり爽快な喉ごし、やわらかく飲みやすい味。日本の大半のビールと同じタイプなので、クラフトビールではありますがそれほど構える必要はなく、素直に飲めつつこだわり感というかカッコよさ？みたいなものが出せそうなビールです。

普通のビールとの違いは、少しだけ強めのホップ。原材料を見るとホップには苦み系のマグナム、柑橘の香り系のシトラ、果実の香り系のエクノット、柑橘の香り系のカスケードを使っているので、ちょっと苦味があって爽快感にフレッシュさが加わる、そんな設計なのではないでしょうか。

モッタリしていないのでのみやすいけど、ホップの強さがちょっとだけクラフトっぽさを感じさせるくらいの“ちょうどいい”、ビール初級～中級には最強のビールだと思います。

　缶もオシャレですが外箱もまたオシャレ。３缶BOXの時点で“Marshall”のロゴとツマミが描かれているので多くの人に「アンプだな」と認識してもらえますが、これが８缶BOXになるとアンプヘッド感がマシマシになります。さらに16缶BOXはキャビネットスピーカーのイメージ。なので16缶BOXの上に8缶BOXを乗せるとアンプセットの完成です。部屋にどん！と置いといても、ビールの24缶箱が転がってるような侘しさを感じさせないところが、よき感じです。

　ちなみに輸入元の港商会さんでは、9月ごろ？からマーシャルアンプデザインの冷蔵庫も発売するらしい。9万9,000円と聞いたけど決定じゃないかも。冷蔵庫なのに置いてあるだけでスタジオ感が出るので、自分の部屋に置いてあるのを一度想像してみると購買意欲が上がるかも！

追加情報
冷蔵庫の価格は120,000円（税抜）です。

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