ビール減税後の新商品、こちらも試飲用サンプルをいただいていました。10月24日(火)発売のキリンビール「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」です。こちらも【飲んでみた】うえで、なるほどイケる味でしたのでご紹介します。
ビアスタイルとしてはペールエールになります。Pale(=淡い)、Ale(上面発酵のエール酵母使用)なわけですが、淡いというほどではなくしっかり小麦色の液色。
香りは華やかで、注いだ時からあたりに広がります。みかんやマスカットの香り、炒った小麦のような穀物感とか、ちょっとパンのような香りもします。
飲んでみるとしっかりした苦味があるのですが、「SPRING VALLEY豊潤<496>」ほどにはシャープな苦味ではなく少し抑え目な感じです。
“苦味”がビールを飲むうえでの重要な選択基準だとすると、「一番搾り やわらか仕立て」がビール全体の入門編、これが飲めればそのうち「一番搾り」でも普通に飲める。
「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」は普通のビールよりは苦味強めだけどIPAとかよりは全然ソフトなので、クラフトビールの入門編、という感じになるでしょうか。
味もやわらかめで、ボディ感もそれなりにあるけれど、よく言われるクラフトビールほどの強烈な感じはありません。
個性なくして何がクラフトビールかっていうこだわり派にはちょっと物足りない、プレミアムビールくらいの濃さとそれより強めの香り、存在感のある苦味が楽しめる“優しいクラフトビール”みたいな印象でした。
公式な商品特徴は、
キリンビールが品種開発した2種類の希少な日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN(ムラカミセブン)」、「IBUKI(イブキ)」を一部使用した、爽やかな柑橘のような香りが特長のビールです。
華やかな香りが感じられる海外ホップと、いちじくやみかん、マスカットのようなユニークで爽やかな香りの日本産ホップを組み合わせ、双方の良いところを引き出し調和させることで、お客様の味覚に合う爽やかな香りを実現しました。
心地よい上質な苦みに、すっきりとした後味のペールエールです。和食、柑橘系の味付けのお料理などとの相性は抜群です。
シリーズ3本目の柱、というので通年販売の定番商品。あまり強いこだわりを感じずに、気軽に楽しめるクラフトビールといえるでしょう。
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