ジンと言えば昔はジントニック一択でしたが、最近はジンソーダの方がメジャーになってきた気がしますね。8月27日(火)にはRTDジンソーダ3つ目のブランド「KIRIN Premium ジンソーダ 杜の香(もりのか)」が発売されたので、早速【飲んでみた】感想です。
まず香りにしっかりジュニパーベリーのハーブっぽい香りがありました。強くはないので邪魔にはなりませんが、ああ、あるなという感じ。飲むとライム、そしてレモンがそれぞれ一搾りされているくらいの柑橘感がありますが、これもそれほど強くはない。そもそもアルコール分が7%なのにそれほど強いとは感じられない。
ボタニカルの香り、果実の酸味、アルコールの濃さのどれもが、なんとなく感じはするけど突出することのない、きれいにまとまった(ただし小ぢんまりと)印象でした。
おいしいです。食事にもぜったい合います。飲み飽きないのでヘビロテ可能です。ただ、「ウマーーイ!」っていうほどの特徴がないようにも思いました。
商品のこだわり一つ目は、まずボタニカルが100%ジュニパーベリーだけというところ。
ジンの規定のひとつなのでジュニパーが入っているのはどのジンも一緒ですが、プラスアルファの素材で特徴を出すのではなく、ボタニカルをジュニパー一本に絞っているというのはあまり聞いたことがないような気がします。
一般的な原料ジュニパーベリーは、ブルーベリーのドライフルーツをさらにカッサカサになるまで乾燥させたようなもので、粒こしょうのように固いです。
これをアルコール原料液とともに煮出す(蒸気にさらす場合もある)ことで香りと味を引き出すわけですが、ホールのまま煮出す一般的な方法だと、中のエキスが染み出るまではいかないので全体に弱い。かといって強く抽出しようと粉々にして煮出すと、香り・味の他に渋味や苦み、えぐみも出てきてしまう。
なので「キリン杜の香」では粒を潰しきるちょっと前の“粗挽き”の状態で抽出することで、香りや味は強く、渋味や苦みやエグ味は弱くしています。
これを知ったうえで改めて飲むと、「なるほど」と感じていただけると思います。
こだわり二つ目は“焼酎蔵ならではの2つの蒸留法”。「キリン杜の香」ジンはグループの焼酎蔵、メルシャン八代不知火蔵でつくられています。ここには数ある蒸留所の中でも稀な、5種6機の蒸留釜が備えられています。少量でいろいろ作れる、というのがこの蔵のウリなんですね。
この蒸留器群のなかから今回は銅製ポットスチルを使い、アルコールにじっくりジュニパーを浸漬させる「浸漬液蒸留法」、蒸留釜内に蒸気を吹き込むことで蒸留ムラを無くす「直接加熱蒸留法」を組み合わせ、素材の香りを十分に引き出す「常圧蒸留」で、「杜の香」らしいフレッシュで清涼感のある味わいを余すところなく引き出したんだそうです。
味の組み立てでいうと、飲むとジンのスッキリ爽やかな味と軽いライムの感じ、そのあと炭酸のシュワシュワでスッキリして、そのあとレモンのスッとした感じで締まった感じになる印象でした。
なお、他社の商品と比べた「RTDジンソーダ缶まとめ」はまた別で上げたので、興味があったらのぞいてみてください。
味の組み立てでいうと、飲むとジンのスッキリ爽やかな味と軽いライムの感じ、そのあと炭酸のシュワシュワでスッキリして、そのあとレモンのスッとした感じで締まった感じになる印象でした。
なお、他社の商品と比べた「RTDジンソーダ缶まとめ」はまた別で上げたので、興味があったらのぞいてみてください。
にほんブログ村
コメント