韓流を見てるとホントによく出てくる「チャミスル」。先日見た「犯罪都市」シリーズでもマブリーが飲んでるシーンがしっかりありました。
その「チャミスル」のRTD「チャミボール」が9月10日(火)から一部コンビニエンスストア先行で発売されています。激戦のコンビニRTD棚ですが、うちの近所のファミマでもちゃんと売ってましたよ。その試飲キットをメーカー様から頂くことができましたので、ニュートラルな気持ちで【飲んでみた】です。
こうしたチャミスル人気と、日本での缶RTD市場の拡大、そして甘くないお酒にニーズが拡大していることに着目して、チャミスルブランドから新しく“スッキリ甘くない”「チャミボール」を開発したということです。
「チャミボール fresh+レモン」はそれほどレモンの香りはありませんが、ベーススピリッツのきりっとした苦味が、軽めのレモンフレーバーと合わせられることですっきりした飲み口になっています。アルコール分7%あるため、しっかりしたアルコール感と苦味、酸味で口の中がすっきりする感じです。これは辛い料理にこそぴったりかと思います。お家なら普通にチゲ鍋とか、ヤンニョムチキンとかと交互でもイケそう。
今回は、これもいただいた「辛ラーメン ミニカップ」で合わせてみたのですが、内から汗が出てくる辛ラーメンの辛さをスパッと打ち消すようなキレ感で、相性ピッタリな感じでした。
もう一つのフレーバー「チャミボール マスカット」は、さすがのマスカットでグラスに注いだ時からマスカットの香りが経ってきます。日本のRTDではレモンやグレフル、ウメなどが強いですが、「チャミスル」では日本で一番人気のフレーバーがこのマスカットとのこと。遠くの方にピスコ感も感じられてちょっといいかも。
実際に飲んでみると、香りが強すぎないのでスッキリ感が良い感じです。フードペアリングしてもしなくても、意外と受け入れられる味かと思いました。
各アルコール分7%、容量350㎖缶、希望小売168円(税別)。
規格は「チャミボール fresh+レモン」がスピリッツ(発泡性)①、「チャミボール
マスカット」はリキュール(発泡性)①。
10月15日(火)より全国発売。
製造は広島の三幸食品工業。日本だけの商品なので国内OEM生産のようですね。
せっかくなので割る前の「チャミスルfresh」と「チャミスル マスカット」も飲んでみました。
「チャミスルfresh」はアルコールの苦味が少し強い感じ。ストレートでこれだけ飲むと、国産の甲類焼酎の方がよりマイルドさがあって飲みやすかったです。ただ、韓国料理系の強い辛さや味噌の甘辛さが際立つ料理と合わせると、口の中をサッパリさせる効果は抜群なので、ペアリング次第でおいしく感じる韓国焼酎(ソジュ)だと思いました。
「チャミスル マスカット」も口当たりの強さは同じ感じで、香りはマスカットフレーバーが強いのでペアリングもさらに上級者仕様。でも辛いのだとこの甘い感じが絶妙にあってくるかもしれない。
アルコール度数は「チャミスルfresh」が16%、「チャミスル マスカット」は13%なので、ストレートだと軽いようで軽くないし、いつものようにハイボールの割合で炭酸を入れるとだいぶ薄めになります。割った方が今どきのソバキュリ感があるかも。
韓国もどんどん低アルコールの方に向かっているようで、それこそ昔の「眞露」焼酎のころには25%ありました。鹿島酒類販売が輸入販売してて、ちょっと甘めなのが国産の甲類焼酎と違った感じで、けっこう昔から女子ウケしてました。それが、韓国国内でも無添加とか“水のように”とか言ってるうちに20%を切るようになり、「チャミスルfresh」は去年まで16.5%だったのに今年から16%へと、小刻みに低アルがすすんで、女子にはさらにイイ感じになってるんじゃないかと思います。とはいえ、ビールで割って飲む“爆弾酒”も健在なんですけどね。
とにかく、芸能やコスメなど韓流コンテンツの女子ウケする強力なパワーと、トレンドに合わせて大胆に変えていく商品開発力は、コンビニの売り場でもこれからどんどん目立っていく可能性が高いんじゃないかなと思ったりしました。
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