暑い日でも、ごはんの時に飲んで一番きもちーのは「氷結無糖」なんじゃないかという話。
キリンビールはRTD「氷結無糖」に関連した、日本人が「令和の夏に求めるおいしさ調査」をこのほど行い、7月28日に発表しました。「氷結無糖」が人気好調な背景や、夏に求めるおいしさが変化している理由を求めて、味香り戦略研究所に依頼した分析結果を公表しました。
まず「氷結無糖」が好調という理由。そもそもは缶チューハイなどRTD全体が好調という話です。RTD販売量では2019年時点でビールを抜いて新ジャンルに次ぐ規模になっていますが、2022年に新ジャンルも抜いてRTD>新ジャンル>ビールの順に。そしてRTDだけが長期にわたって伸び続けています。
なかでも無糖チューハイはRTD内シェアが2025年時点で2割越えで、5年で約5倍に成長。今や2人に1人が購入したことあるという、超定番のお酒になっています。
今年の10月には酒税改正が行われます。ビールが減税値下げの代わりに発泡酒と新ジャンルは増税値上げされます。RTDも増税されますが、350㎖缶1本あたり7円増税と僅かで税額は35円になります。2020年の時にはRTDと新ジャンルは同税率でしたが、10月には税額だけで19.25円も差がついてしまいます。約20円、新ジャンルの方が高くなっちゃうんですね。
2023年には新ジャンルだけが増税されてRTDは据え置かれたんですが、この時は新ジャンルからRTDに鞍替えした人が2.75倍もいました。それだけ伸びたので今回も「高いのイヤ」な人が無糖RTDを飲むようになるんじゃないかと期待されています。
ビール飲みから選ばれる理由
無糖チューハイがビール類を飲む人からも選ばれる理由は、“食中酒として楽しめる”「甘くない」「食事に合うおいしさ」が好評だといいます。またアイテム数や販売店舗数が増えてどこでも見るようになり、特に酒離れの進む若年層からも人気なことが背景にあるようです。
なので今後は、無糖チューハイにまだ根強く残る「味気ない」「おいしくなさそう」という先入観を払拭して、「飲みやすく飲み飽きしないおいしさで、食事に合う」ことを訴え続けていくのだそうです。
なぜ無糖チューハイはここまでお客様に受け入れられているのか
味香り戦略研究所で、マーケティング活動以外に更なる要因があるのではないか、日本人の味覚の観点も踏まえて分析しました。
先行研究として行なった「近年の気温上昇が日本人の味覚嗜好に与える影響」については、味覚受容体は温度で感じ方が変わる。具体的には、人間の舌は温度が高いと甘みやうまみを感じやすくなる一方で、冷たい温度帯では甘みやうまみを感じにくくなるという特徴があることが判明。また、暑いと、「重い・甘い」の快を感じにくくなり、逆に「軽い・スッキリ」を相対的に欲するようになるのだそう。
続いて、近年の暑さの状態化を背景に、日本人が求める“おいしさ”に変化が起こっているといいます。1,000名対象の消費者調査では、約半分の人が、「夏に求める食べ物や飲み物の好みが変わった」と回答。10年前の夏と比べて食べ物は「さっぱり」「スッキリ」、お酒は「のどごしがよい」に加えて「後味がスッキリしている」ものが好まれるようになったといいます。4割の人は「食事とお酒の合わせ方」に対する意識が変化、夏に食事と一緒にお酒を楽しむ際に重視するのは「食事の味を邪魔しない」「軽く飲めること」だったそうです。
「氷結無糖」の味覚分析
味覚センサ分析と後味の官能評価(TI法)による分析の結果、「氷結無糖」は後味が半減するまで9秒で、ビールの26秒に比べ大幅に短いことが判明。また後切れの速さも最速で、暑い夏に選ばれやすいお酒の代表格であることが分かりました。
こうした後切れやスッキリ感を「氷結無糖レモン」と食べ合わせて体感できる例としては、「焼鳥・ももタレ」は甘じょっぱいタレとのコントラストが相性抜群でスッキリ・後切れ感が感じられる。
また「焼き鮭定食」では、レモンが際立ち、鮭+ごはんとの相性がいい。白米を挟むことで「氷結無糖」の後切れが活き、“料理が主役になる”――と説明しています。
これ、実際に試してみたけど“レモン感”が薬味程度で、おかずの味の邪魔をしなくてちょうどいいんですよね。9・7・4だと4%がちょうどよかった。9%はやっぱお酒飲んでる感が強かった。まあ、暑いときは7%のシャープさもいいかも。特別なメニューじゃないので、最後まで読んでくれた方はついでに体感してみてはいかがでしょうか。

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